掛川城天守と「葛布」

掛川城跡に行ってきました。表立った目的は付設している美術館*1に私の地元ゆかりの渡辺崋山の絵が多数出ているというからでしたが、城好きとしては、久々の掛川城再建天守と幕末に建設された二ノ丸御殿も楽しみにしていました。 現在の掛川城天守は平成6年…

犬のワルツ

完全に暗くなった午後5時30分ころ、豊橋市藤沢町の路上にて。 私は歩道を歩いていたのだが、ちょうどイトーヨーカドーを出てきた自転車に乗った男子高校生4人組とすれちがった。別に話をしたとか絡まれたとか、何か起こったわけではないのだが、最後尾の男子…

セイタカアワダチソウ(2)

下は11月12日昼、豊橋市町畑町の歩道脇の小さな空き地で見つけた光景。いつもなら周囲を押しのけて結構な高さまで繁茂するセイタカアワダチソウが、こんなつつましく雑草の一部になっている。これは先に書いたような、セイタカアワダチソウが地中50cm前後の…

自分に関わりないが気になること

久しぶりに資格試験を受けてみました。 形式は論述試験6科目。1時間20分で数題を合わせて2,000字程度を書かなければいけない試験を6回続けたわけで、ただでさえ知識が曖昧なうえに、試験時間が問題数の割に短いため書き淀んでいたらアウトなのでとにか…

現職国立大学准教授が描く日猶同祖論

mixiの某氏のページで見たのだが、国立大学(のはず)の鹿児島大学の准教授・大塚清恵氏の論文がいろいろすごいらしい。まあ、ユダヤ人と日本への3世紀から5世紀の渡来人が同一であるというのも驚きだが*1、「まじめな*2」引用元が2ちゃんだったり、ウィキ…

そして餘部鉄橋

最後にはまかぜ3号の終点、香住から足を伸ばして餘部鉄橋へ。といっても鉄橋はコンクリート橋に変わったわけだが、旧鉄橋をどうするのか、観光資源として残すのか、住民からしたら鉄粉が落ちてきていやなので撤去しようとか、議論になっていたはず、と思いつ…

キハ181による特急「はまかぜ」乗車

181系気動車。昭和43年デビューで、いかめしいまでの大出力エンジンを積み、轟音をあげて突き進む。学生時代にはそのいでたちと、乗る機会がないことも相俟って、向日町の運転所*1に留置されていたり、新大阪駅に留置してあるのを横目に見ては、「ええなあ」…

姫路にあったモノレール

さて、私は姫路駅と姫路文学館との間をレンタサイクルで往復したのですが、道沿いになにやらいかめしいコンクリートの構造物が。かすかに聞いたことがあったが、姫路市にあったモノレールだな、こりゃ。ウィキペディアによると、どこぞの大学の先生は「古代…

つまらなくなる関西の駅シリーズそのX「姫路駅」

近年、JR西日本管内の地方主要駅があいついで高架化しており、それらは画一的で雰囲気も色気もへったくれもない極度につまらないものばかり。大学時代、北近畿の駅をぼおっと行くのが好きだった私には、西舞鶴・亀岡・園部・福知山・米原、そしてどうやら…

姫路文学館特別展「鉄道と旅と文学と」

ただいま天守が修理ですっぽりと覆われている姫路城跡の西側・男山の西側にある姫路文学館。ただいまそこで行われている特別展*1が鉄モノということでちょっと興味をもって見てきました。展示のメインは鉄道にちなんだ文学作品のハイライトが引用されてパネ…

鉄に5題

先日、播但丹を急ぎ足で旅行してきましたが、なにやらやたらと鉄づいた旅に。いや、そんなつもりはなかったし、私はそんな深い鉄ではなくて、せいぜいソフトな鉄*1なんですけどね。多分。 *1:菊池直江のマンガ『鉄子の旅』中に登場する女優・村井美樹は、バ…

セイタカアワダチソウを多く見ませんか?

セイタカアワダチソウ。キク科の多年草で、切り花用の用途*1で日本に持ち込まれて野性化、各地でススキなどの在来植物を駆逐している外来植物。名の通り茎が高くて花は泡立つような形で黄色く目立ち、ときには空き地一面占拠して群生していてやたら視界に入…

どうも中日が優勝したらしい

風呂を出て、なんとなくNHKのニュースを観ていたら、中日が優勝したらしく、落合監督の優勝インタビューが始まっていた。あれ、中日が優勝したのか。それはめでたい。 ところが、いきなり速報で中断。ああ、検察の特捜部長が逮捕と、それは仕方ないねえ。…

どうも阪神と巨人以外は優勝してはいけないらしい

プロ野球のセリーグで今のところ中日が首位だが、『週刊ポスト』9月17日号は「阪神・巨人共倒れか。中日が優勝すると経済効果が低いので勘弁してほしい」と書き*1、『夕刊フジ』9月13日は「西武関係者が日本シリーズで集客力のない中日と対戦するのはいや」…

学力低下とはきっと嘘だろう

某日、ローカル線に乗車中。 ロングシートの座席の隅に座る私の目の前で、三人の女子高生が会話をしている。話の内容と恰好から見たところでは、部活でバスケットボールの試合をした帰りらしい。 話題はその試合で活躍した女性、リョウコ(仮名)について。…

アリエッティをみて

(アリエッティの映画と『史記』の故事をりょうほう知らないとわからない内容ですいません) あまり何もできていない毎日ですが、気分転換にジブリ映画の『借り暮らしのアリエッティ』を観てきました。 ネタバレするとなんなのですが、『史記』で李斯が言う…

華と夏と漢?(章炳麟)

{{stub}}書きなおす予定です 先日、調べ物でA知大学図書館へいったついでにちょっと「華夏族」絡みを見ようと思ったが、うっかり書棚にあったマンガの『紅色のトロツキー』を読んでいたらはまってしまって、気がついたら外は真っ暗…だって面白いんだもん、…

擬人化は日本人の特技らしいが?

先日、東京に行ったついでに厚木に出て、厚木市子ども博物館*1でプラネタリウムを見てきました。目的はここのプラネタリウムで、この6月13日に地球に帰ってきた探査機「はやぶさ」の映画*2が観られるというので、ちょっと興味を持って。 厚木市子ども博物館…

華夏族って何?

日本語版ウィキペディアの漢民族の項目で今まであった記述をばっさり削除して、「漢民族の起源は華夏族」とか書き換えてる人物がいる*1。華夏族って言葉自体が聞きなれないので、「えっ?」と思いながら中国語のページを遊泳してみる。とりあえず費孝通(191…

あんのういもをググってみる

午後7時前くらい。田原市の東端・やぐま台の住宅地(といっても田舎だが)の道を歩いていると、前に石焼きいもの軽トラが拡声器で呼ばわっている。 「焼きいもー、焼いもー、石やーきいも、おいもだよ」 田舎の夜は早く、誰ひとりとして家から外に出るものも…

緊急地震速報と浦塩の地震

私が働く事務所では、緊急地震速報システムとやらが入っている。といっても仰々しいものではなく、気象庁が出した速報がケーブルテレビ回線を通して小さなに届き、「震度2、10秒後、ビー、ビーッ!(アラーム音)」といったように鳴るというもの*1。ただし…

久々にウィキペディア

一方、なんではんにゃ金田を消したんだろう。このIP氏は杉浦明平なんかも書き込んでいるが、見れば「良い加筆」で、荒らしじゃない。わからんなあ。 ちょっと不安なのが、「おまえは金田が田原市出身なのを証明できるのか」と聞かれた場合だが、インターネッ…

あけまして2010年

あけましておめでとうございます。年末は38度3分の熱で三日間(大みそかまで)寝込んでいたAboshiです。インフルエンザかどうかは確認していないのでわかりませんが、現在の回復具合からいって違うのでしょう(決めつけ)。おかげで年の瀬を感じないまま新年…

師走は頭が(ry その4

(以下は夢です) 私は電車に乗っていた。どこからはわからないが、車両は223系1000番台*1で、乗車率が結構高かったので*2ので、きっと東海道線の京都から神戸くらいだったのだろう。 私はとにかくたてかべ和也に会わなければならなかった。理由。確か先代ジ…

師走は頭が(ry その3

美術館の出口脇には大学生と思しき群れが固まっていた。気の弱い私は軽く会釈してそのまま通り過ぎようとしたところ、男性に呼び止められた。 「すいません、アンケートにご協力願えませんか」 アンケート用紙を見れば某工業系大学のゼミの美術館の立地に関…

岡崎市美術博物館「三河の禅林 ―臨済禅と武家の心―」展を見る

昨日は岡崎市の美術博物館*1に行ってきました。目的は企画展「三河の禅林 ―臨済禅と武家の心―」の観覧。 展示は三河の主要臨済系寺院のつい先日まで名古屋を含む巡回展でやっていた「妙心寺展」のローカル版といった感じもして*2、なかなか巧みなタイアップ…

師走は頭が(ry その2

(前回はサブカルすぎたので、今度は教養あふれるAboshiをお見せする予定?です) さて、某日、仕事中のこと。 事務室に戻るみちすがら、鼻歌を私は歌っていた。まもなく事務室に入るが、みんな師走であっちいったりこっちいったりで忙しいので、きっと誰も…

師走は頭が変な私

最近忙しいのか忙しくないのかよくわからないが、馬鹿なことは思いつくので久々に書きます。なお、まじめな話題と思いきやサブカルに弱い方には?な内容なのをお許しください。 某日、某所でいかにも態度がご立派(または偉そう)なご老人に出会い、名刺を渡…

おまけ うわさ

この『ヤマト』一行の伊良湖訪問をめぐって、半島内ではいろんなうわさが流れています。曰く「●●の店に柳葉敏郎とキムタクが現れてタイ焼きを食べた(うわさによって店が異なる)」「次の日にその店の主人がを訪れたキムタクファンに『キムタクと握手した手…

キムタクの氾濫

10月末、実写版映画『宇宙戦艦ヤマト』の撮影ということで、その撮影スタッフの一行が私の住む渥美半島にいらっしゃいました。11月20日号の写真週刊誌『フライデー』*1によると、半島の先端・伊良湖岬の乗船ターミナルに横付けされた大型フェリーの船内がそ…