よっこらしょういち

ご無沙汰です。もはやだれも見てないと思うが、超たまには。今日、豊橋の西郊の石巻山を登る。山の上部は石灰石が露頭し、なかなか個性的な風景。 そして頂上。若い女性4人組がいる。こんな低山だが、今どきの山ガールか? 延々と、4人と風景が写りこむよ…

夏の夜の散歩で見るもの

暑い夏が来ました。外の温度計がこの時間でも摂氏25度を超えています。 さて、私は帰宅後にせめてもの運動で夜の散歩に出るのを日々の楽しみにしているのですが、少し町はずれを歩くと、電灯の下にカブトムシやカナブン、アブハチの類がたくさん集っているの…

武豊線でタブレット授受を見る

タブレット閉塞方式が見たくなり、愛知県内唯一それを見ることができる武豊線の東浦駅と東成岩駅に行ってきました。 いえいえ、最近業務上(?)鉄道に詳しい方に接する機会が多いのですが、私の鉄道マニア度などたかが知れています。今日も「見たくなった」…

自動ごはんよそい機の衝撃

昨日は北陸の某県庁所在地の都市におりました。そして、遅い朝食を食べるべく某大学学生食堂(別に用があって大学にいたわけではないのだが、大学が手ごろな場所にあったので)に行った。 学生食堂はよくあるセルフサービス。そこでカウンターの内側にいるお…

昭和22年に豚を博多から大阪まで輸送する方法について考える

かなり久々で、もはやだれも読んでいないと思うがこそっと。 『ゲゲゲの女房』以来仕事の昼休みに朝ドラを観るのが小さな楽しみとなっておりまして、『ごちそうさん』も楽しくみておりました。 さて、観ていた方には表題は最終回のこととわかると思います。…

正しく猫間中納言扱いされた日

壮絶にご無沙汰しております。最近ウェブにアウトプットということをあまりしていなかったのですが、たまには戻ってみます。 さて、昨日は三重県のナローゲージな鉄道に乗ったり、歩いたり、途中の博物館などに寄っておりました。近鉄の四日市駅に降り立った…

「知立は都合によりにゃーごやに編入されたでよー」

晩飯食いながら『水戸黄門』を観ていると、「命守った婆さんの知恵・知立」。 中村玉緒がばあさんの役をやっていた。とってもばあさんって感じだなあ。いや、実際にばあさんだからか? いやいや、そんなことよりあふれる違和感。なぜ三河の知立で名古屋弁?…

「慶長地震は都合により中止になりました」−NHK大河ドラマ『江』

NHK総合で流れている『江〜女たちの戦国』なる大河ドラマ。戦国風のセットで現代のホームドラマ*1を繰り広げて、比較的視聴率を確保しているらしいですな。私は別に観たくないのですが、飯時に我が家の両親が観ているので、半強制的にときどき視聴しておりま…

「トラが人間を食べるのと同じだ」−中国高速鉄道の事故

<以下のように書きましたが、いわゆる知者な方に聞いたところ、女性が「トラが人間を食べるのと同じだ」と『礼記』の苛政は虎よりも猛なり」が連結するかどうかは定かならずと返答されました。以下は、あくまでAboshiの独自見解(または思い込み)となりま…

私の前の座席でおじさんが読む本

午前11時過ぎ、東海道線新快速下り、草津〜大津あたりにて。 私の向かいの座席に座る初老のおじさんがハードカバーの本を読んでいる。ふとのぞくと、裏表紙に「九州大学出版会」の文字。ほお、専門的な本なのかな、と思っていたら書名が見えた。 『ウランの…

我が家の裏のささやかな死

私の家の裏のアパートには独り住まいの年配の女性(以下、ばあさん)が住んでいた。このばあさんは野良猫をかわいがり、折にふれては餌をやっていた。この結果アパートの周りは何匹もの野良猫が徘徊し、我が家も含めて迷惑していたために、近所の人たちはた…

メモ「地震はなかったと思い込みたい」

確か、NHK総合のAMで夕方のニュース*1か何かで解説の方が言っていたこと。聞いてからかなり日が経過したので、かなり私の言葉に変換されてしまっているが、おおむねこんな感じだったと思う。アナウンサーの国や東京電力などの震災や原発事故への対処が遅れて…

押し売り電話の相手に心をみる

私の職場には、ある特定の先輩によく不動産の押し売り電話がかかってくる。聞くところによると、その先輩の高校の卒業アルバムか何かが流出して、個人情報がだだもれになっているらしい。 あまりに高頻度で業務妨害のようにかかってくるので、基本的には「先…

19世紀初頭の「胡蝶砲子=蝶の砲弾」ってどんなのよ?

私はただいま渡辺崋山(1793-1841)が仕えていた三河国田原藩の地元、現在の田原市に住んでいることもあり、地元の崋山の手記などの輪読会に参加している。その内容の多くは画帖であったり漢詩だったり、旅行時の聞き書きなど、まさにメモ。そのうちのひとつ…

AKBのファンは実在する

この半年くらい「AKB48ってあんなにテレビで騒がれてるけど、実際のファンってどこにいるのかな?」とずっと疑問に思っていた。だって、いかにもなあざとい演出と商売、あまりに多いグループのメンバー、それにいまい見えてこない個性*1。私はアイドルが好み…

今日のことば

運動神経抜群で、とある団体競技(どちらかいえば男性が主とイメージされる競技)でワールドカップに出たことのある、私より少し年上の女性の言。中学生のころは野球部に勧誘され、本人も乗り気だったが、この先練習しても、高校で公式戦に出られないことか…

大河ドラマの惜しい話

昼に今年のNHK大河ドラマの『江』初回の再放送を観た。とりあえず、時任三郎/浅井長政とお市/鈴木保奈美の組み合わせは、私のガキの頃のトレンディドラマじゃないか。ある種の懐メロ感…と思う私は年を取ったのか。これは私よりもう一回り年長の層を取り込…

下流に居ること悪む[中国がらみ]

いきなり『論語』子張篇を引く。 子貢曰「紂之不善、不是如之甚也。是以君子悪居下流、天下之悪皆帰焉」。 子貢曰く、「紂の不善は是の如く之れ甚だしからざるなり。是を以て君子は下流に居ることを悪む。天下の悪、皆之れに帰すればなり」と。 ここでいう「…

今日のことば

「ネットほど広範かつ執拗に注意分散を行うべく作られたメディアは、これまで存在しなかった―ニコラス・G・カー」 だそうです。アットマーク・アイティの「がんばれ!アドミンくん」ずっと小さな楽しみにしてきたが、ここでこんな金言を知ることができるとは……

我こそが「あいち」を代表している!

午後2時、地元・田原市内の国道の交差点を横断しようとすると、街宣カーが何やらのたまいながら通過していく。聞けば、名古屋市長・河村たかしの例のだみ声で、「減税恒久化で元気なあいちを!県知事選には大村に清き一票を」とかやっている。 それは別にい…

今年は政権交代します!

表題を見て、「え、こいつは、政治的プロパガンダをやる人?」と思ったあなたは、一応最後まで読んでください。 友人3人と遠州の奥にある秋葉神社に行ってきました。地元も含めて、私はこれで6社初詣したことになりますが、まあ気にしない。 秋葉神社には上…

(暴言かつ妄言)チベットのことを無理やり考える

まじめに運動している方のお怒り承知ですが、正月ボケのたわごとと思って読んでください。 偶然京都の街中で「チベット解放」みたいなポスターを見て、思い出しました。2008年4月の長野の聖火リレーで、圧倒的な中国人の人並みの中で、わずかなスペースで「…

初詣

実は今日は、昨日麻雀でいいことがあった*1ことから、京都に行ってきました。山陰線花園で下車、母の実家の菩提寺の大本山である妙心寺の法堂にある、狩野探幽の竜*2の壁画の説明を聞き、雪に埋もれる母校を通って、北野天満宮を参拝、円町まで下ってJR藤…

あけました

あけましておめでとうございます。このあいさつは、「年があけた今、こうして互いに生きている」ということがおめでたいという意味のあいさつ、なのかしらというように思うようになりました。32歳にして思うことなのかどうかわかりませんが。 最近はネットで…

キムタクで海苔が売れるin伊良湖

1年ちょっと前に映画『Space Battleship ヤマト』の撮影でキムタク一行が渥美半島の突端・伊良湖岬に来たという話を書きました*1。その際に、キムタクの写メとともにさまざまな流言が飛び交ったことに触れましたが、12/6の朝日新聞の記事を少し長くなります…

いじめ不発!

午後3時過ぎ、仕事中にとある歩道を歩いていたところ、車道を挟んで向こう側の歩道を小学生(5・6年くらいか?)が男女混じって連れだって歩いていた。「ええのう、子どもは3時で学校が終わりで。こちとらはあと何時間…」などとつまらないことを考えなが…

(メモ)葛布は「くずふ」か「かっぷ」か

前々回のブログに葛布のことを書いたが、これを「くずふ」と読むのに違和感、または不快感を覚えていた。理由はいうまでもない*1、湯桶読みをしているせいで、語感が悪くなっているのだ。おそらく大学時代に漢文を勉強した(どへっぽこですが)せいで一層そ…

メモ「反博(はんぱく)」

今日職場で嘱託で働いている方*1から聞いた話。 ちょうどその場では万博の話をしていたのだが、その方は万博ならぬ「反博=はんぱく」に行ったらしい。なんでも昭和45年(1970年)の大阪万博への対抗?否定?で大阪城公園*2で催されたイベントらしい。 その…

つけたり2 椿椿山筆『渡辺崋山像』を見て

主目的といいながら掛川市二の丸美術館の「渡辺崋山とその弟子展」に触れないのもなんぼなんでもひどいので少しだけ。 展示室入ってすぐにあるのは崋山の弟子かつ親友であった椿椿山*1による渡辺崋山の45歳ころを描いたという肖像画。教科書なんかにも使われ…

つけたり 悲しみのおっさん

帰りの東海道線車内。 211系5000番台電車*1のロングシートに座りつつ、多少の疲れと揺れの心地よさでうっかりうつらうつらしていた。と、右手から若い女性の高い悲鳴のような声。私の頭が右側に傾いてもたれかかりそうになり、となりの若い、ギャル風の女性…