アリエッティをみて

アリエッティの映画と『史記』の故事をりょうほう知らないとわからない内容ですいません)
あまり何もできていない毎日ですが、気分転換にジブリ映画の『借り暮らしのアリエッティ』を観てきました。
ネタバレするとなんなのですが、『史記』で李斯が言うところの「人の賢不肖は譬えば鼠の如し」を地で行くような感じかしらと感想。映画を観た人にわかるようにいえば、コオロギの足と角砂糖の差ですな。あの家を出て、彼を頼るのであればコオロギの足の毎日なわけで、ならば確実な庇護者のいる家に意地でも居座る(お手伝いのばあさんを追い出すように仕組む必要があるか?)ほうがいいんじゃねえと思ったり。つまるところ、この話は鼠の擬人化ということなんでしょう。
まあジブリアニメだし、こんなもんでしょ?という感じでした。特につまらないとも思いませんでしたけど。