2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

マンガ『のだめ』を読む快感

マンガ『のだめカンタービレ』17巻を読みました。内容は他のブログでも書いてる通り千秋自身の葛藤がメインなので、以前よりもギャグ率が減ってちょっとシリアスになってるかな。とはいえ、きちんとストーリー的にも完結する方向で進んでいる感じで、そうい…

マンガ版『墨攻』はかっこいい「漢」たちの話でした

ということで、休日を利用して某所でマンガ版『墨攻』を一気読み。なんだよ、映画版と全然違うじゃん!ある限られた空間で男たちが己が持つ全ての力を尽くして戦う話でした(言い切ってもいい)。主人公はさえない小さなおっさん*1だし、対する敵役の趙の将…

(メモ)上ノ郷城跡の発掘現場

昼からなんとなく電車でぶらっと蒲郡まで出て発掘中という話の上ノ郷城跡(蒲郡市神ノ郷町)まで行ってきました。ただし駅から現地までは徒歩で40分。自家用車を利用したほうがよかったかしら。 上ノ郷城は現在の蒲郡市中心部から見てちょうど北の方角にあり…

覚悟のない主人公

原作の原作の小説では墨家の革離も敵の趙将もっと戦いそのものに対してストイックだったのが魅力だったのに、映画では話が人情モノになったためにかなり弱々しくなってたのがあれまあ、いいのそれで、という感じでした。また、マンガを立ち読みした記憶だと*…

さらにおまけ(死体の処理について)

原作の原作の小説の話では戦闘後に主人公にして墨家の革離は疲れきった兵や農民に敵味方問わず必ず戦死体の埋葬をするように命じていました。理由は簡単で死体の放置はそこからもろもろの伝染病を発生させるリスクがあるからです。それが映画になると趙将が…

おまけ

今日のおとなり日記を見ていてひっかかったことを一応。'''いくら当時の先進地域であった中国でもこの時代に気球はありません!'''あくまで映画はフィクションとして楽しんでください。『史記』その他の文献に記載はないし、出土もしておりません。念の念の…

映画『墨攻』、雰囲気は楽しめたかしら

{{ネタバレ}} まあ中国の歴史モノだしね、くらいの気分で公開中の映画『墨攻』を観てきました。 原作としているマンガは立ち読みでざっと読んだくらいしか知らないが、さらに原作の酒見賢一氏の小説*1を読んだことはある。比べてみるとなんだかメロドラマだ…

『千と千尋』に感動!

本日日テレの視聴率稼ぎの恒例ジブリアニメ『千と千尋の神隠し』を観て、不覚にも感動してしまった。2001年7月の公開時にはさして感想も持たず、「ついにジブリも下り坂か」と知ったような口を知り合い数人にきいてしまっていた。5年半前の自分と何が違うか…