師走は頭が(ry その3

美術館の出口脇には大学生と思しき群れが固まっていた。気の弱い私は軽く会釈してそのまま通り過ぎようとしたところ、男性に呼び止められた。
「すいません、アンケートにご協力願えませんか」
アンケート用紙を見れば某工業系大学のゼミの美術館の立地に関する調査らしい。一通り答えて書く。アンケートの内容は「立地」と観覧者の関連性を誘導的に出したいような感じで、はっきりいって気にいらなかった。展示を見て気分をよくしたばかりなのに。私は学生にアンケート用紙を渡しながら聞く、
「すいません、これ、なんの調査ですか?」
「(大学名)の(教授名)でやっている調査です」
「いや、そうじゃなくて、何の主旨でやってる調査なんですか?」
めんどくさそうに返事が返ってくる。「ですから、美術館の立地に関する調査です」
―――(以下、心の声1)
「(イライラ募る)いや、そんなのは用紙をみりゃわかるよ。この調査自体の目的と得られた成果をどう使いたいんですか?一方的にアンケートをやらせておいて、そんな答えしかできないんですか?私、あんたらのために帰りのバス一本乗り遅れたんですけどね」
―――(以下、心の声2)
「このアンケートにはここまでの交通手段で「鉄道+バス」ってのはあっても、「鉄道」のみがないですね。私、東岡崎駅から1時間強歩いてここまで来たんですけど、どこに○を打ったらいいんですか?」
――――
まあ、妄想2は例外対処問題に過ぎないのでどうでもいい*1ですが、人に手間をかけさせたんだから、ちゃんと質問には答えてほしいものです。鼻づまりでちょっと頭が回っていなかったので、口論はやめて帰りましたが、とてもいやな感じでした。ま、他山の石にさせていただきますよ。

*1:ただしAboshiはこのアンケートに腹が立ったので、帰りも東岡崎駅まで歩くことにしました。バスも乗り遅れた結果、30分近く待たなければいけなかったし