覚悟のない主人公

原作の原作の小説では墨家の革離も敵の趙将もっと戦いそのものに対してストイックだったのが魅力だったのに、映画では話が人情モノになったためにかなり弱々しくなってたのがあれまあ、いいのそれで、という感じでした。また、マンガを立ち読みした記憶だと*1穴攻されたところを逆手にとって包囲した趙兵を皆殺しにする命令を出したのは革離で、映画版とはまっさかさま。墨家はあくまで「守る」ということに対して徹底するので、「皆殺し」という判断が正しいはずではありますが。まあ、何が一番ありえないかといえば、おそらくラブロマンスにするために仕込まれた女近衛将校なのですがwともあれ、ネットであさくった感じではマンガ版もしっかり読めばかなり面白いようなので、また読んでみますかねえ。

*1:小説にはそういう記述はない