マンガ『のだめ』を読む快感

マンガ『のだめカンタービレ』17巻を読みました。内容は他のブログでも書いてる通り千秋自身の葛藤がメインなので、以前よりもギャグ率が減ってちょっとシリアスになってるかな。とはいえ、きちんとストーリー的にも完結する方向で進んでいる感じで、そういえば最近のマンガだと『げんしけん』なんかも規模は小さいながら完成度のある完結をしてたなあと思い出しつつ、今後に期待ですね。ちなみに私ののだめ購読歴はドラマが始まる直前から程度なので、はっきりいってにわかファンに過ぎません(爆)
まあそんなことはさておき、作中にカール・ニールセン交響曲第4番「滅ぼしえざるもの」が出てきました。クラシックは「ク」の一画目くらいしか知らない私ですが、そんな有名でもないこの曲が偶然に大好きで、マンガを読みながらパリの某劇場で千秋が指揮を振る光景と派手っ派手しい弦楽器や打楽器の音色が頭に浮かびました。なるほど、クラシック好きはこの作品でこういう楽しみ方をしてやがったのか、と!ちょっと憎たらしくなりつつ、他の曲は第九などのメジャーどころを除いてほとんどわからないので歯噛みするばかりのAboshiでした。
ちなみになんでニールセンの4番を知ってたかといえば、今を遡ることうん年前、アニメ版の『銀河英雄伝説』のアムリッツァの戦いで使われている音楽がすごく気に入り、あれやこれや見て曲が何か調べ、やっとCDを手に入れたという経緯がございまして。ああしょぼい。