2006-01-01から1年間の記事一覧

長篠遭難?記

お昼から、なんとなくな気分で飯田線に乗って長篠城跡へ行ってきました。久々の長篠城だが、ちょっと城の知識がついたうえでみてみると、南は寒狭川・宇連川に囲まれた断崖絶壁上でいかにも堅固なのだが、北はなんと城のすぐ北に小高い丘陵が・・・ええええ…

「住宅」(めも)

帝塚山が高級住宅地かどうかウィキペディアではもめていたが、私には建築史や住宅街の進展については知らないので、ちょっと別の見方から。住宅という言葉を諸橋大漢和で引いてみると、用例がほとんどない。やはり新しい言葉なのは間違いないようだ。で、唯…

三河田原駅、20時10分

仕事帰りの三河田原駅。自転車置き場をとおりがかると、闇*1の中で警察官が自転車のまわりをもぞもぞと動いていた。 この花金になにをなさってたのかなと思ったが、どうやら自転車の防犯登録番号のチェックをしていたらしい。しかしまあ、よくやるわ。まあ私…

初めてヨーロッパを意識させてくれた本

高校時代から歴史が好きで、大学は中国史を専攻した私ですが、ヨーロッパというのが一貫して遠い存在で、何も興味のとっかかりがなかったのですごくうといままでした。そこへこういう本を読む機会が。 鯖田豊之著『肉食の思想』(中公新書、初版はS41) 日本…

伊豆山中城

伊豆山中城(三島市)におまつりがあるというので、行ってみました。ええと・・・お祭りはただの田舎によくある催しで、こんな人たちが具体的にはいました→http://ayaplaza.blog57.fc2.com/blog-entry-82.html。ほかにはおばさまがたが江川太郎左衛門を記念…

ジャニーズはどちらの性のために存在するのか?

TVを見ながらどうでもいいことをぼおっと思った。 戦国武将がジャニーズの歌ったり踊ったりしているのを見たら、男のための性の消費文化の一端と捉えるんだろうな。 で、現在の男の人でそう捉えている人はどのくらいいるんだろうな。

六書

「六書」って今まで漠然となんかの書物の名前と思っていたら、昨日高校生向けの漢文用法事典を見たらぜんぜん違う意味なことを知って愕然とした。そうか、象形・指示・会意・形声・転注・仮借の漢字の用法を合わせて六書というのか。で、それも『説文解字』…

ジレンマ

こばちゃっとより某氏の曰く、 「間違っていたら黙って直せばいい。とは言えない量の嘘が投下されていた場合、日本語版の自浄作用は麻痺する」 ・・・ああ、真言だ。自分も心したいが、歴史記事の場合、平気で虚構や「コーエーの情報」を書き込む人は絶えな…

おまけ

おばちゃんの曰く、なんでも城の川(水窪川)向こうの山の高いところに奥山氏の城主夫人の墓があり、その脇に7年に一度沸くという泉があるらしい。結構観光の目玉で、旧水窪町はカメラまで設置してその泉の状況を観測していたそうな。ようやるわ。

遠州水窪にて

豊橋からワイドビュー伊那路号に乗り込み、遠州水窪ミサクボ(現浜松市水窪町)まで行ってきました。水窪は山深い中、水窪の川沿いに文字通りくぼ地が狭いながらも広がっている。また、遠州浜松と信濃を結ぶ秋葉街道(別にアキバだからといってオタクの街道では…

上と下と

ウィキペディア。義和団事件が以前の版の著作権法違反で削除されたが、それに絡んでノートで「内容が古い説に沿っているので全面的に書き直すべき」とのご意見。骨の部分を書いたものとして精神的打撃を受けたが、古い説の具体的指摘がピンポイントで最もそ…

昨日の大河ドラマ

孫平次が一豊のことを「いえもん」って言ってたと思うけど気のせい?どうせ通称を使うならリアルに徹底してほしいなあ(ぼそっ)。

『センゴク』における権兵衛と半羽介

ずいぶん前のことであるが、戦国時代の武将、仙石権兵衛秀久を主人公にしたマンガ『センゴク』で、彼が秀吉の与力から佐久間信盛の与力で配置換えさせられてた。掲示板やブログを見てみると、ストーリーを盛り上げるために武田信玄との激突の当事者にしたい…

ストーリーとヒストリー

松阪に行ってきました。松阪城はさすが蒲生氏郷の築城で石垣が天高くそびえ、美しかったのだが、そのあと松阪市観光協会で1時間百円で借りたチャリを40分こいでたどりついた大河内城で考えさせられることがあった。大河内城は南北朝時代に南朝方の北畠氏の拠…