メモ「反博(はんぱく)」

今日職場で嘱託で働いている方*1から聞いた話。
ちょうどその場では万博の話をしていたのだが、その方は万博ならぬ「反博=はんぱく」に行ったらしい。なんでも昭和45年(1970年)の大阪万博への対抗?否定?で大阪城公園*2で催されたイベントらしい。
そのときにはよく聞けなかったが、ググってみると、反戦フェスティバルなんですね。一応ホームページやブログなどの言葉を引き抜いてみると、

  • 昭和44年7月から8月
  • 万博反対運動
  • 各地のべ平連が結集
  • 万国博の「人類の進歩と調和」のむこうをはって、「人類の平和と解放のために」
  • 公園にテントを張りめぐらしただけのじつに貧弱なもの
  • 山田宗睦、小田実
  • 全裸と芸術
  • 大衆討論、市民大学
  • 高石友也、フォーク・イン・ナイト

各ページ、ブログをななめ読みしている感じでは、正直なところセピア色化した末に理想化している印象を感じないこともないが(などと書くとこのブログが年配者によって炎上しそうだが)、バカっぽくもとても面白そうですね。こういうのを読んでいると、今年配の方々が生きてきた歴史を知らないことにおどろきます。リアルな場でそういう話題が出た時にいろいろツッコめるようになって、もっといろいろなことが聞けるようになりたいものです。
まあしかし、こういうのを知るにつけ、私も含め、今の若者は地域と産業を超えたどこか(一昔前ならそれがイデオロギーとかになるのかもしれませんが)で結びついていくことを真剣に考えないと、世代ごと潰れる事態を招きかねないということに自覚的になっていくべきなんでしょうね。いいすぎかな。
(以上を書いてから)いや、30過ぎておいて若者もないねえ。それに今の就職活動にあえぐ人たちから見れば、私も搾取する側の人間かね。つまるとこと今の就職難を解決するには、ど単純にいえば日本全体で所得をシェアリングするか、もう一度国全体で外貨獲得に踏出しなおすかの二つなわけで、例えば「お前の給料をあしたから2/3にする」って言われて自分がそれを受け入れられるかどうか、いや、「メイドインジャパンの国際競争力が弱まっている中で、外貨を稼ぐ方法は自分の肉体しかない。明日からドバイ*3の建設現場で働いてこい」とか、受け入れて生きていかねばならぬということか。
…いかん、わからんことに口を出すものじゃないな。扱うネタの勢いで、すごくあいまいかつ青臭いことを書いてる感じだが、深夜の勢いでそのままにしておきます。

*1:職場の人だから、職場外に説明する際に「方 かた」と敬語で示すのは気分的におかしい感じがするが、その前にこのブログは職場とは関係ないな。ということで以下は「方」で通します。

*2:当時は現在ほど整備されていなかったらしいが、私はよく知りません

*3:リーマンショック以降弱っているとも聞くが、ネタとしてそのままいきます