つけたり2 椿椿山筆『渡辺崋山像』を見て

主目的といいながら掛川市二の丸美術館の「渡辺崋山とその弟子展」に触れないのもなんぼなんでもひどいので少しだけ。
展示室入ってすぐにあるのは崋山の弟子かつ親友であった椿椿山*1による渡辺崋山の45歳ころを描いたという肖像画。教科書なんかにも使われる有名なやつだが、それを見ながらおじさんと若い女性数人が話をしている。
「なんかちょんまげがすごく小さいですね」
「それは時代劇の立派なまげを見過ぎてるんだよ。実際はきっとこんなもんなんだよ」
違うよ。崋山のマゲが小さいのは、ハゲが進んだせいで、マゲに確保できる分がわずかしかないからだよ。ほら、生え際とか見てごらんよ。これは月代のそりというよりも、明らかに後退によるものだよね。
ん、何やら金縛りが…天の崋山の差し金か…うわ、なんだおまえ、やめr くぁqwせdrftgyふじこ*2

*1:1801-54。旗本の家来の人。崋山の弟子となり、南画家として大成した。肖像画花鳥画を得意とした。

*2:ってもはやネットの世界では伝統芸能化したネタですね。ただ、この文字列はランダムなものではなく、ちゃんと原理原則に基づいたものなのは驚きですがね。yahoo!の知恵袋→http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q147375014