おまけ 曽国藩の言いたかったことと白川静の解釈

(以下の3は大間違いです。まことにすいません)
蛇足もいいところだが、曽国藩の文章から私なりに読み取れる意図と、白川先生の解釈を並べてみました。
1 志 
曽国藩「士大夫として正しい心がけを忘れずに学問せよ」
白川静「自らが進んでいく道を定めよ」
2 識
曽国藩「広い視野を持ちながら学問せよ」
白川静「研究には価値判断が重要だが、この力を身につけるには、知識を体系的に(立体的・構造的という表現を使用している)身につけなければならない」
3 恒
曽国藩「何をするにも財産は欠かせないものだ」
白川静「何でも持続せないかん(原文ママ)」
ええと、なんだ。2はともかく、1・3はかなり違うなあ。白川先生の違う側面を見てしまった気もします。