勘とセンスのゲーム

先の日記から1か月半たっても未だにゲーセンで『クイズマジックアカデミー5』をときどきプレーしてます。わからなくても解ける、というか「勘とセンス」で答えに導けるのが楽しいです。例えば、ランダムに並んだ文字列を設問に応じた意味のある言葉にするクイズでこんなことがありました。
問:自民族至上主義のこと
文字列:ム・ノ・ン・セ・ズ・ト・エ・リ・ス*1
私は大学で一応中国近代史を学んだ身、かろうじて頭の片隅に残っていたので回答できました。これを理系や文系でも法学系、経済学系出身の人にこたえよというのもおそらくきつい話で、ネットで戦っている8人のうち正解は私ひとり。「わたくしだけですの?*2」とちょっとイヤな悦に入りつつ、他のユーザーの誤答を見ると「セントエスノリズム」が3人もいる。おお、20秒の回答時間で民族―エスノ、至上―セント、主義―リズムの対応関係まで導き出したということか!これはこれは、偶然知ってた俺なんぞよりはるかにすごい。なるほど、知識だけじゃない純粋な知力勝負な部分があるわ、このゲーム。ちょっと感心した一瞬でした。
なお、その後私は4人での決勝戦まで勝ち上がったのですが、格闘技とサッカーの問題が続けざまに出てきて惨敗しました。あーあ…

*1:答はエスノセントリズム。米出身の社会進化論者・ウィリアム・サムナー(1840-1910)の造語。自らが育ってきた民族・人種等を基準にして他文化を否定的、または低く評価することだそうです

*2:ゲームのアバターのキャラが入ってます。実際の私はお嬢様ではありません、ってのもなんだな