日帰り京都で

Genza_Aboshi2008-06-14

久々に日帰りで京都に行ってきました。というのも、3月に京都に行こうとして、仕事が入って行きそびれたのだが、そのとき買った切符の期限が今日だったあ!というしょぼい理由により。
どうせなので、前日の太子信仰のこともあったので今回は嵯峨野線花園で下車して広隆寺へ。途中で嵯峨野線が見慣れないことに…おお、花園―太秦間が高架化と複線化の工事してる。私が大学生で関西にいたころからちょこちょこ工事してたが、なんか非電化でへっぽこディーゼル車が走ってた頃とは違う路線になってきてる感じだなあ。
下立売通りを西に歩き、太秦映画村の通りを南に向い、嵯峨野線をまたぎこそうとすると、複線化工事とはちょっと違う感じが。ああw発掘現場だこりゃ。さすがは京都。うっかり出てきちゃったな。あとで京都の埋文のホームページを見ると*1、おお、あそこは広隆寺の旧境内だったのか。まだ今も寺の敷地な場所からは500メートルくらい離れてるのに、さすがはただっぴろいことだ。
さて、肝心の広隆寺の霊宝殿で仏像を見ていると、ここにも確かに童子聖徳太子の立像が。しかも「鎌倉時代」とある。ああ、確かにこいつは中世の聖徳太子信仰の一部っぽいなあ。なんでも年齢ごとに様式化してるらしい(16歳なら父・用明天皇の病からの回復を祈るとか)。ちなみに私の傍らにいたおばちゃん連中は「かわいいわあ」「うちの息子と交換したいわあ」とのことでした。そりゃあ、あなたのお宅のほうはいいでしょうが、あなたの息子がここで仏像とともに並ぶのもちょっと不気味そうですが。
夕刻、京都在住の友人と会い、飯を食おうとしたらえらい順番待ちで、その時間つぶしにゲーセンに誘われる。京都まで来てゲーセン?とも思ったが、お、噂に聞いていた戦国時代検定じゃないか。確かに問題はマニアックで、私のマニア魂が目覚めました。一応2回目にSランクになり、85,000分の1300位に入ったが、早くボタンが押せないので3,000点足らずしか稼げずに無念でした。慣れた奴には勝てんわい。あと、上杉謙信の幼名とコレジオが答えられなかったのが悔しゅうございました。すでに受験者が延べ85,000人いってるってことは、戦国時代マニアって多いのね。それとも受験回数が一人当たり多いのかな?なんにせよこんなマニアな需要を掘り起こした開発者はすごいなあ。
それはさておき、ネットワークをフルに活用したゲームのやりかたに、時代を感じました。ついでに、友人のアバターの女の子が正解するたびに激しく胸を動かし、パンチラしてくれるのも時代を感じればよろしかったでしょうか。

*1:財団法人京都埋蔵文化財研究所 http://www.kyoto-arc.or.jp/