太宰治の『津軽』*1とゲッツ板谷の『ベトナム怪人紀行*2』の違いについて

同時に読みすすめてます。どちらも多少の虚飾とフィクションを含んで構成されているが、何か別のモノと戦いながら旅をしてるという点では意外に似たもの同士だったり。しかし、学生のころから太宰のいいわけくさい文章(告白ととるべきなのだそうだが、私にはどうしてもそう感じてしまう)は苦手だったのだが、社会人になったら一層読みにくく感じてしまうのは私が一層偏狭になっちゃのかしら。素直にエネルギーのぶつかりあいをやってる点では板谷氏の本のが読みやすいかな。
(そもそも比較すべきものではないという批判は一切無視します)