正しく猫間中納言扱いされた日

壮絶にご無沙汰しております。最近ウェブにアウトプットということをあまりしていなかったのですが、たまには戻ってみます。
さて、昨日は三重県ナローゲージな鉄道に乗ったり、歩いたり、途中の博物館などに寄っておりました。近鉄四日市駅に降り立ったのは午後3時。すげえ腹が減ったと思いつつ飯屋を探すもすでに遅し、多くの店ではランチタイムが終わり、準備中の看板が…。
仕方ないので喫茶店で昼飯を食べようと目に付いた店の扉を開けると、えらくこじゃれた内装と数組の学生カップル。一人で猛烈に腹を空かせた私は明らかな異物。とりあえず四日市名物(らしい)トンテキ定食を頼みました。
待つこと15分。ようやく出てきたが、トンテキも盛り付けもやっぱりこじゃれてて、そしてちょっと少ない。ところが、茶碗に盛りつけられたごはんは、ええっ?と思うくらい山盛り。これは喫茶店の人が私の需要をわかってくれ、せめて気を利かせてくれたんだよなあ。ありがたいと思いつつ、なにやら京都に進駐した木曽義仲が猫間中納言こと藤原光隆(1127-1201)を愚弄して山盛りの飯でもてなしたという故事を思い出させる極端さであった。
もちろん全部食べましたよ。ええ、それはもう。30過ぎて少々食は細くなったが、挑戦?には受けて立たないと。