「知立は都合によりにゃーごやに編入されたでよー」

晩飯食いながら『水戸黄門』を観ていると、「命守った婆さんの知恵・知立」。
中村玉緒がばあさんの役をやっていた。とってもばあさんって感じだなあ。いや、実際にばあさんだからか?
いやいや、そんなことよりあふれる違和感。なぜ三河知立名古屋弁知立三河でも尾張との国堺にあるから名古屋弁の影響を受けているとしても、こんな完全に名古屋の言葉(というにはうさんくさいにおいのする名古屋弁だが)になったりはしない。
いやあ、三河者はこういうのうるさいよ。ただでさえ「名古屋とその他」みたいな扱いを受けてるだけに。その昔、みなもと太郎の歴史マンガ『風雲児たち』を読んでいたら渡辺崋山の絡みで地元田原と渥美半島が出てきて、「おお」と思ったけど、田原の登場人物がみんな名古屋弁しゃべっててへこんだことがあったっけ*1。ああ、三河って印象薄いのね。わしら、名古屋の連中みたいにみゃあみゃあいっとらんぞ!え、名古屋の連中も言ってない?

*1:地味悪い渥美半島の地を「日本のバングラディシュ」とか書いてたのもへこんだが、まあそれは事実なので仕方ない。ちなみにバングラディシュと形容されていたのは、執筆された1980年代後半、バングラディシュは度重なる洪水の惨禍にさらされていたためです。